と言われることが最近ありましたので、私が狩猟をはじめたきっかけを綴ってみました。拙い文章ですがよろしければ最後までお付き合いください。(興味のない方はブラウザバックをお願いします。)
・元々狩猟をする気はなかった
祖父が20年ほど前から狩猟をしていたので存在自体は知っていましたが、私自身、狩猟には興味はなく、鹿肉や猪肉、時には熊肉が食卓に並ぶ(肉だ!!やった!!)程度にしか考えていませんでした。私が高校生の頃、家の車庫で祖父が猟仲間と解体作業をしている時も、差し入れにコーヒーを淹れるときに関わるくらいで、特別な感情は抱かなかったように記憶しています。
・大学卒業後に狩猟に出会う
県外の大学を卒業後地元福井に戻り、パートタイムで仕事をしていましたが、仕事以外の時間はそれといった用事もなく、車で一人旅をする日々が続いていました。そんな時、
―暇なのだったら(狩猟)免許取ったらどうだ?―
と狩猟をしていた祖父から言葉をもらいました。
早速、狩猟免許試験を受験し、第一種銃猟とわな猟を取得しました。大学を卒業した年の夏のことでした。(銃の許可については別の機会にお話しします。)
狩猟は自分にとって存在は知っていたものの、ほぼ関わりの無かった未知の世界だったので、取得活動中のワクワクしていたことはいまでも覚えています。
・気づいたらハマっていた

祖父について山に入ったり、一人で山に入ってみたり、できる範囲で狩猟の世界に関わりました。1年目は罠猟のみ、2年目は許可を受けた銃猟も加わり、そして3年目の猟期が目前に迫っています。2年間のまだまだ短い狩猟生活ですが、今一番思うことは、
「狩猟の世界はめっちゃ面白い」
ってことです。
―食べれるか分からない野草やキノコ。
―出会えるか分からないけれど間違いなくそこにいる野生動物達。
―毎回入るたびに表情を変える山。
今までも自然が身近にある環境で暮らしてきましたが、狩猟をはじめて山に通う中で、今まで知っていた山が立体感を伴って自分の前に立ち現れてきた時、自然の面白さ、楽しさを感じるようになりました。この感覚は今もあります。だからこそ狩猟を続けていますし、これからも続けたいと思います。
今年の猟期もめっちゃ楽しみです。
以上、「時間があったのでとりあえずやってみた」というのが狩猟をはじめたきっかけです。